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園長ブログ

園長の想いや子育て情報の紹介をお読みいただければ、うれしいです。

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ナス!ピーマン!!オクラ!!!。子ども達、みんな美味しくいただきます。

2022-07-05
 園では、イチゴをはじめ、たくさんの種類の野菜を育てています。種を植えたり、水をあげたり、収穫したりと、活動を子ども達は楽しんでいます。(もちろん、栽培とは関係のない、野菜に寄って来る芋虫や蝶、プランター下のダンゴムシに興味津々の子どももいます。)野菜や花を育てることから、子ども達一人ひとりの個性に合わせた多様な興味や好奇心が広がっていく。このように日頃の活動(遊び)から、子どもの学びが無限に広がっていくことを願って、栽培活動やザリガニ、カブトムシなどの生き物の飼育活動をおこなっていることは、すでに何度もお話をしているところです。
 そのねらいの一つでもあるのですが、ここ最近よく感じるのが食育の効果です。今日も、保育士の先生が、今朝収穫したばかりのナスを細かく切って、塩でもんでくれています。全クラスへ配るようです。一人が口にする量は、ほんのひと切れくらいかもしれませんが、子ども達が喜んで食べるようです。ナスが嫌いな子どもが、自分で水やりをしたナスということで、喜んで食べているそうです。
 園長が「私も子どものころはナス嫌いだったんだよね。」と言ったら、調理している先生も「私もです。」と。二人で思わず笑ってしまいましたが、
 「今幼稚園の子ども達が、自分たちで育てたからということで、無理強いされることもなく、ナスに限らずピーマンやオクラ、ミニトマトまで苦手な野菜を口にするということはすごいことだね。」と二人で関心しました。
嫌いな野菜を、細切れにして、他の食材と混ぜて、味付けを工夫して食べさせる。という話はよく聞きますが、それは苦手野菜を克服したことになるのでしょうか?必要な栄養素を取るだけなら、サプリなどで取ればいいのでは?野菜それぞれが持つ本来の味を美味しいと感じてくれるようになるには、やはり野菜をそのまま食べてほしい。   これが、保護者の、大人の願いです。
 野菜が育つことを自分で見ながら、その成長に自分が関わっていく。それが食に対する興味や関心につながり、食べようという意欲にもつながる。
 シンプルに小さく切って塩でもんだだけのピーマンやオクラを、小さな子ども達がおいしそうに頬張っている姿をみるにつけ、人間の行動は興味・関心・直接体験・好奇心によって引き起こされる。という至極単純な原理を改めて感じます。子ども達の心(興味や意欲)が遊び(行動や学び)がどんどん広がっていくような活動を提供していってあげなくてはいけないと、今日も思っています。

食物アレルギーやアナフィラキシーから子どもを守る。大切な備えを!

2022-06-09
 私たちの生活が便利になることに伴い、私たちを取り巻く環境も急激に変化しています。便利さとは裏腹に、私たちの健康に影響を与えるものも少なくないことが報告されています。食物アレルギーのお子さんが増えてきていることは、そんな要因によるのかもしれません。
 現在園では、お昼の給食やおやつ、さらには子どもの成長のための学び(栽培や調理、食育)につながる活動としてのクラス単位での調理活動など提供しています。これらの園活動を行ううえで、食物アレルギーへの対策は十分な備えが必要と考えています。
 6月8,9日の二日に分けて、短時間勤務の先生方も含めて保育者が、「食物アレルギーやアナフィラキシーから子どもを守る対応について」研修を行いました。(講師は、本園の増田准看護師にお願いしました。増田先生は育休中ですが、資料等を準備して分かりやすく指導してくれました。)エピペンの使い方も互いの太ももを子どもの体と想定して実習しました。今後も定期的に実施していきたいと考えています。
 また、各クラスで実施する調理保育活動(園で子ども達も手伝いながら育てた野菜を使って調理します。簡単には、キュウリをスライスして食べるなどですが、苦手だった子が食べることに挑戦して「おいしい」というようになったりします。)では、左の写真のような計画表を担任保育者が事前に作成し、管理栄養士に確認し、主任・園長にも確認してもらうという手順を行います。このことで、食物アレルギーを持つお子さんの誤食をしっかりと防ぐようにしています。
 園での対応について、保護者のみなさまにもご承知いただきたいと思い紹介させていただきましが、もし、さらなる専門的見地からのご意見・ご指摘を頂けるようなら、それもたいへんありがたいことと考えています。よろしくお願いします。

「ダンゴムシ」特別展やってますよ!

2022-06-08
オススメ
子ども達に大人気!「ダンゴムシ」
幼稚園の庭でも、あちらこちらでダンゴムシを探したり、バケツにたくさん集めて見せ合っている子どもの姿をよく見かけます。そのダンゴムシの企画展を宇都宮市にある栃木県立博物館で行っています。
おまけに、今県民の日にちなんで6月11,12,15日は入館無料ということです。残念なことに私は用事があり、無料の日は利用できないのですが、企画展は夏までやってるようですので別の日に行ってみたいと思っています。
ダンゴムシ大好きなお子さんと一緒に博物館を訪れてみるのはどうでしょうか。

園長文庫に新しい本が加わりました。!

2022-06-03
「大人になっても困らない子ども」を育てる親の役割とヒント  著者 斎藤 哲瑯
 著者は教育学博士ですが、経歴としては大学卒業後、文部科学省に入省して、若いころに国立少年自然の家で多くの子ども達を実際に見て指導してという経験を積まれ、子どもを育てるということを体験から分析し、実際の統計調査からご自身の考えを深められた方です。その豊富な実際の体験事例から導き出されたご意見には、多くの保護者のみなさんにも、納得される部分が大きいのではないかと思います。ぜひ、多くの保護者の皆さんに読んでいただきたいと思います。
 昔、私も勉強したJJルソー「エミール」の有名な文章が、本の中でも引用されていました。改めて目にしましたが、やはり名言であると私も強く感じました。著者が最も強く共感されている、考えの根底に流れている言葉と感じましたので、紹介します。
子どもを不幸にするいちばん確実な方法はなにか、それをあなたは知っているだろうか。それはいつでもなんでも手にいれられるようにしてやることだ。

お外で給食!さくら1組さん。

注目
風が吹き抜けるさわやかな日となりました。
さくら1組のみんなが2階のベランダで給食を食べました。ベランダを渡る風に気持ちも軽くなるようで、
心弾ませながらの給食となりました。みんなのさわやかな笑顔が印象的です。
(犬伏幼稚園では、爽やかな季節、今日のような日に、ここ2階のベランダや、園庭を使って給食をクラス毎で楽しみます。子ども達はみんな、外での食事が大好きです。
TEL. 0283-22-4766
お電話でのお問い合わせもお待ちしています
学校法人犬伏学園
認定こども園 犬伏幼稚園
〒327-0804
 栃木県
佐野市犬伏下町1779-1
TEL:0283-22-4766
 FAX:0283-22-7889

幼稚園


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