園長ブログ
園長の想いや子育て情報の紹介をお読みいただければ、うれしいです。
「しつけ」=「一生役立つ習慣のわが子へのプレゼント!」
2021-12-16
オススメ
先週、「PTAしんぶん 特別号」が園に届きました。3,4,5歳児クラス園児のご家庭に配布しました。ご覧になったでしょうか。その一面に子どもを育てるすべての人に、いまお伝えしたいことという記事がありました。「一人ひとり異なる個性を持つ子どもに対して、自分らしく、自信をもって生きていく人になってほしいという思い~」という文章に続き「子どもが育つ過程で、親は子どもにどう接するべきか、時には手を携え、導き、しつけをし、肌で言葉でふれあう・・そこには、これが正解というものはありません。」と書かれていました。その後、脳の発達について、専門的な見地から貴重なお話が載っていましたが、私は、またそれとは違った子育ての言葉も気になりました。
「しつけ」です。社会の急激な変化によって、昔は常識として通用した考え方や価値観が大きく変化しています。例えば、差別や偏見のない社会をつくるためにもジェンダーレスな社会を目指すべきとして、学校では名簿順や、体育や技術家庭の学習など男女関係なくしていることなど、一昔前(20年以上でしょうか)は想像できませんでした。そのような背景から子育ての「しつけ」もいろいろと変わってきています。どれが大事で、どのことが時代にそぐわなくなってきているのか、親として迷いも多いことではないでしょうか。私自身、子育てで迷い悩みながら、覚悟も持ちながらしつけをしていましたし、教育現場に身を置く立場としては、これまでも、これからも悩み多いところと感じています。
そこで、しつけに関して、少しでも保護者のみなさまの参考になればということで、本をそろえていきたいと思います。選考には園長が直接話を伺って感銘を受けた方の本であったり、見識ある人の推薦であったり、自分で読んで感銘したり、賛同したりということで、少しづつご紹介したいと思います。
ばず、はじめにということで、写真の3冊をそろえました。親が読んでも役に立つ「よのなかルールブック」、親子で読める絵本形式の「あんしんえほん」「おやくそくえほん」中身を読んでいただければ、そのよさは納得してもらえると思いますが、私が気に入ったところは、「親がしつけを強制するのではなく、子どもが納得して自ら身につけようとする」ことを考えて描かれていることです。「保護者のみなさんへ」のあとがきも、いいこと書いてあります。ぜひぜひご覧いただきたい。子どもと一緒に成長していくのもいいですね。
(ちなみに、内容を一部コピーして、玄関(さくら組下駄箱の上)ホワイトボードに貼ってあります。)